【豪永住権】PTEアカデミック オール79 (IELTS 8.0)を目指す

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ここが最終ゴール

ついにここまで来ました。これ以上、上はありません。永住権だけでなく、海外留学を考えている方々にとっても、このスコアを取れれば英語能力証明としてはこれ以上の結果を残すことはおそらく無理でしょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、入念な準備を行うことで79達成は決して夢ではありません。ともに頑張りましょう 🙂

PTE65との違い

PTE65との違いは何でしょうか。個人的な印象ですが、PTE79と比べると数段レベルが高く感じます。単純比較はできませんが、IELTS6.0と7.0ぐらいの違いでしょうか。とにかく苦しかったです。

PTE65は全ての問題タイプをカバーしなくてもなんとかなります。スピーキングとライティングで大きくスコアを稼ぐことで他2セクションはそれなりにできれば達成可能なはずです。

PTE79ではそのような甘いことはありません。基本的には全ての問題に対策しないと、例えば1点差で落ちてしまうようなことがあり得るからです。65点と比べて79点は採点がシビアな印象があります (実際に私のリスニングスコアもギリギリ79点でした)。

必要時間は最大12ヵ月 (~1000時間)

これを読んでいる方の英語力が全く分かりませんので、目安程度に。

平日1日2時間、休日4時間の勉強時間を前提としています。1ヶ月の勉強時間は約80時間となりますので、例えば3ヶ月準備が必要であれば、約250時間の準備が必要となります。

PTEアカデミックにて79を目指すのであれば、英語力ゼロから始めて1000時間程度かければ達成可能です。

他のスコアも含めた時間表は以下の図にて、参考程度にどうぞ。

目標スコアIELTS相当スコア必要時間必要日数
506.0最大250時間3ヶ月
586.5250〜500時間3ヶ月〜6ヶ月
657.0500〜750時間6ヶ月〜9ヶ月
798.0750〜1000時間9ヶ月〜12ヶ月

スコアの算出方法を知る

PTEアカデミックのスコアは各セクションが密接に結びついているため、すべてのセクションを万遍なくできていないとスコアは上昇しません。単独タスクはそのセクションのスコアのみに影響し、統合タスクはそれぞれのセクションに影響しています。サンプルテストや実際の試験を受けた後に一番大事なことは、どの問題でミスをしたのか理解することです。自分ができていないと思っていても得点できていることは多々あります。効率性を優先するために、自分ができていた・いなかったに限らずどこで失点していたのか、そしてどうやってスコア上昇できるかのみに特化することで確実にスコア上昇が望めるでしょう。

全体的な対策法

各セクションの対策に入る前に試験全般について準備すべきことをまとめました。

各セクション最低79必要です

どのセクションも全く手を抜くことができません。すべての問題タイプに対策しないと、凡ミスでスコアを落としてしまう可能性があります。

スピーキング・ライティングに加えリスニングも対策必要

PTE65と同様、最大の難関はリスニングです。いくら対策をしてもどうしてもスコアが上がらない場合があります。リスニング単体でスコアを上げることは至難なため、スピーキングの頑張りが求められます。

【豪永住権】PTEアカデミック オール65 (IELTS 7.0)を目指す

 

エッセイはテンプレートを使用することで確実にスコアを上げることができます。基本的にグラマーミス・スペルミスは3個以内に抑えないと厳しくなります。

公式ガイドは少なくとも3周しましょう

ピアソン社より発売しているPTEオフィシャルガイド。非常に丁寧に作りこまれています。この公式ガイドに取り組まないで試験を受けるのは非常に無謀です。もし対策なしでスコアが上がったとしたらそれはただ単に運が良かっただけです。

最低3周は通して取り組むことで問題の傾向と対策が身に付きます。IELTSとは大きく問題形式が異なりますので、PTE独自の問題タイプに慣れることは必須です。

スピーキングをマスターする

スピーキングがリーディング&リスニングと密接に結びついているのはご存知かと思います。スピーキングの統合タスクでスコアを上げない限り、リスニングで79以上を取るのは非常に厳しくなります。そのためリスニングのスコアに影響するRepeat Sentence、Retell LectureそしてShort Answer Questionは練習してもしすぎないぐらいに取り組んでください。

ライティングに関しては要約とエッセイと2タイプの問題がありますが、配点が大きいエッセイにより集中しましょう。テンプレートを使用し確実に250字以上書く練習をしてください。また同時にSummarize Written Textはリーディングのスコアアップに役立ちます。

各セクションスコアのイメージ

以下はスコア例です。

 スコア
Overall85
リスニング80
リーディング80
スピーキング85
ライティング85

セクション別試験対策の労力は以下のようになります。左に行くほど労力をかける必要があります。

スピーキング・リスニング>>ライティング>>>リーディング

PTEアカデミックでは統合タスクというものが存在し各セクションが密接に結びついています。スピーキングの朗読問題Read Aloudでリーディングのスコア底上げが大きく図れます。また同様に要約問題であるRetell Lectureでリスニングのスコアを同時にアップさせることができます。ライティングのスコアアップは配点の高いエッセイ問題に集中します。

勉強スケジュール

毎月サンプルテストを受けて自分の位置を確認しましょう。それにより自分がどの程度得点できるか目安になります。サンプルテストは本番の試験より難しいため、スコアが低くても落ち込まないでください 🙂あるセクションだけスコアが低い場合はなぜ低いのか原因を見つけ出すことが必要です。そうしないとまた同じような結果になるかもしれません。

下記の記事にある通り、サンプルテストは実際の試験より難しいです。そのため各セクション最低70点あれば本番で79点以上取ることは可能です。日々練習をしていつでも本番の試験を受けれるように体制を整えましょう 🙂

PTEアカデミック サンプルテストのスコアは実際の試験より5~15点低めです

1ヵ月目

文法書&単語帳1冊終わらせる

どんな文法書でもいいのでとりあえず1冊終わらせましょう。私はEnglish Grammar In Useをお勧めですが、どんなものでも構いません。また単語力に不安のある方は一冊何でもいいので取り組んでみましょう。

Read Aloudの朗読練習

公式ガイドまたはVoice of Americaがおすすめですが、どんな英語の文章でも構いません。とにかく英語を朗読することに慣れましょう。

PTEアカデミック Speaking対策 Read Aloud 解答例 おすすめ教材

サンプルテスト1回

1ヵ月目の後半に最初のサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション35点以上です。

2ヵ月目

公式ガイド2周

文法と単語が終わったら公式ガイドを始めましょう。かなり量がありますが、すべて有益な情報です。くまなく読みましょう 🙂

Read Aloudの朗読練習

引き続き朗読の練習です。2ヵ月目は朗読の完成度を上げるべく、自分の朗読を録音して見本とどれだけ近づけているか毎日チェックしましょう。

Scientific AmericanでRetell Lecture&Summarize Spoken Textの練習

約1分間の録音を聞いて口頭&記述式で要約してみましょう。最初は全然できないはずです。全く問題ありません、時間をかけてゆっくりやりましょう。

公式コロケーションリストの暗記

リーディング対策です。暗記はしないでいいですが毎週目を通しておきましょう。

PTEアカデミック Fill in the blanksは公式資料で十分

エッセイ練習

テンプレートを参考に公式ガイドの問題を自分で解いてみましょう。

サンプルテスト1回

2ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション40点以上です。

3ヵ月目

公式ガイド2周

引き続き対策です。このころには答えを覚えてしまっているかもしれません笑

Read Aloudの朗読練習

ひたすら練習です。

Scientific AmericanでRetell Lecture&Summarize Spoken Textの練習

ひたすら練習です。

エッセイ練習

テンプレートを何も見ないで書けるようになりましょう。

サンプルテスト1回

3ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション45点以上です。

4ヵ月目

サンプルテスト1回
4ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション50点以上です。

5ヵ月目

サンプルテスト1回
5ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション55点以上です。

6ヵ月目

サンプルテスト1回
6ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション60点以上です。

7ヵ月目

サンプルテスト1回
7ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション63点以上です。

8ヵ月目

ここまでくれば、上手くいけば早い時期にパスしてしまいますね🙂

サンプルテスト1回
8ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション66点以上です。

9ヵ月目

サンプルテスト1回
9ヵ月目の後半にサンプルテストを受けてみましょう。目標は各セクション70点以上です。

10~12ヵ月目

これ以降はひたすら公式ガイドとサンプルテストそして本番の試験の繰り返しです。

スピーキング

重要度

Read Aloud>>Retell Lecture>Describe Image>Repeat Sentence&Answer Short Question

スピーキングセクションがPTEアカデミックで最重要なのは間違いありません。時間をかければかけるほどスコアが上がります。

以下の表を見るとわかりますが、スピーキングはリーディング・リスニングに密接に結びついています。すなわち、スピーキングが出来なければこの2セクションのスコアも期待できないでしょう。

また右の列に効率性と書いてありますが、どれだけ時間をかければスコアが上がるかということです。例えばRepeat Sentenceは難易度のわりにスコア上昇があまり期待できません。私が受けたときもスピーキング&リスニングに影響するRepeat Sentenceは半分もできませんでしたが、ともに79点以上ありました。

この表を基準にすると、Read Aloudはスコア上昇が最も容易であること、そしてRetell Lectureは難易度は高いもののテンプレートなどの解答方法を学べば確実にスコアアップが望めることがわかります。

問題 問題形式影響する他セクション難易度労力に対するスコア上昇の効率性
Read Aloud文章の朗読リーディング低め非常に高い
Repeat Sentence録音の復唱リスニング非常に高い低い
Describe Image図・絵の説明なし普通普通
Retell lecture録音の要約リスニング高い高い
Answer short question問題に対する回答リスニング普通普通

スピーキングに労力を割くことで、リスニングとリーディングのスコアは自然に伸びるはずです。スピーキングのスコアだけ上昇することはおそらくありませんので、ご安心ください。つまりスピーキングのスコア上昇によりこの2セクションのスコアを押し上げる形になります。ライティングはほぼ単独タスクです。

リスニングは公式ガイドを通して確実に問題タイプに慣れる必要があります。擦り切れるぐらいやってみましょう 🙂

リーディングは最小限の労力で大丈夫です。スピーキングのRead Aloudができればほぼ対策不要と言っても過言ではありません。公式ガイドの問題を解く&コロケーションリストを読めば必要十分でしょう。

重要: マイクが声を拾えていないと0点です

複数の読者の方から連絡をいただいています

サンプルテスト・本番の試験でPronunciationとOral Fluencyが0点(10点が最低点)になることありませんか?10点ということは0点です。これは答えがあっているかどうかにかかわらず、マイクが声を拾えていないということです。いくら自信をもって回答できたとしても、マイクが認識いないのでは本末転倒です。今一度マイクの位置を確認しましょう。

ビデオで再確認

こちらのビデオでマイクを口のどの位置にもっていくべきか解説しています。

このビデオでも説明している通り、基本的にはあごの近くに置いてください。

口の目の前に置くと話している間に唾が飛び、マイクが声を正しく認識できなく可能性があります。

またマイクが口から遠すぎる場合もスコアが伸びにくいです。声が拾えにくくなるからですね。

自宅のサンプルテストで練習

PTE Academic Sample Test

口酸っぱくいってますが、サンプルテストは必須です。このサンプルテストを通して試験方式に慣れてください。サンプルテストに10点前後足したのが実際の試験スコアになります。もし実際の試験がサンプルテストより低かった場合、スピーキングが影響している可能性大です。英語の実力云々以前に声を認識していなければ試験を受けても無駄ですよね。PTEアカデミックは一回の試験で200ドル以上かかります。大金を無駄にしないよう、万全の態勢で試験に臨みましょう!

Read Aloud

Read Aloud
問題内容: 画面に表示される文章を朗読
制限時間: 文章の長さにより30~40秒の間で変化
問題数: 6~7問
ポイント配分: スピーキング、リーディング

対策法
朗読問題のRead Aloudはスピーキングとリーディングのスコアに影響します。満点は30点程度と言われていますが定かではありません。ただそうであれば、この問題で満点を取り、残り10点取れば50点に達します。すごく簡単に聞こえますよね?キチンと練習すればそれほど難しくありません。

 

PTEアカデミック Speaking対策 Read Aloud 解答例 おすすめ教材

Repeat Sentence

Repeat Sentence

問題内容: 流れてくる録音そのままに回答する
制限時間: 録音の長さにより10~15秒の間で変化
問題数: 10~12問
ポイント配分: スピーキング、リスニング

対策法

採点方式をきちんとチェックしましょう。完璧に答えるのは難しいですが、2/3のスコアでしたら意外と難しくありません。全体の3分の1答えられれば上出来です。

PTEアカデミック Repeat Sentence 対策法と採点方式

Describe Image

Describe Image
問題内容: 画面に表示された図・絵などを描写する
制限時間: 40秒
問題数: 6~7問
ポイント配分: スピーキングのスコアに影響

対策法

チャート系の問題を対策するのみで十分です。

PTEアカデミック Describe image テンプレートと解答例

Retell Lecture

Retell Lecture
問題内容: 1〜2分間の録音を聴き要約する
制限時間: 40秒
問題数: 2~3問
ポイント配分: スピーキング、リスニング

対策法
Retell Lectureは流れてくる録音を聴いて40秒以内で要約するという問題。難易度が高いのでキチンと対策を取りましょう。詳しい対策法は以下のページからどうぞ。

 

PTEアカデミック スピーキング Retell Lecture テンプレートと練習教材

この問題はリスニングのスコアに影響するため、リスニングセクションで楽するためにも対策しておきましょう。スピーキング&リスニングともにスコアアップできるので非常にお得ですよ:) また後述しますがリスニングにも類似した問題がありますので、まとめて対策することをおすすめします。私はScientific Americanというサイトのポッドキャストを使用して毎晩練習していました。

PTEアカデミック Retell LectureとSummarise Spoken TextはScientific Americanで練習

 

Short Answer Question

Short Answer Question
問題内容: 録音による短い質問に回答する
制限時間: 録音の長さによる
問題数: 10~12問
ポイント配分: スピーキング、リスニング

対策法
公式ガイドで練習するのみで構いません。

ライティング

問題 問題形式影響する他セクション難易度労力に対するスコア上昇の効率性
Summarize Written Text文章の要約リーディング普通普通
Essayエッセイなし普通高い

重要度

Essays>Summarize Written Text

スピーキングセクションからは独立しているライティング。要約問題とエッセイ問題の2種類がありますが、配点の大きいエッセイ問題に集中するのが得策です。

重要: ライティングは以下の文法書必須

私は今でもたまに読むことがありますが、これは本当にオススメの文法書!最初の1ヶ月はこの文法書をマスターすることに集中しても問題ありません。後々エッセイを書く際にルールが頭に入っているのでスラスラ書けるようになりますよ。

どちらの問題タイプにも共通しますが、最初の単語の一文字目は大文字、そして最後はフルストップで終わらせましょう。

PTEアカデミック ライティング スペルミスに要注意

Summarize Written Text

Summarize Written Text

問題内容: 文章の要約
制限時間: 10分
問題数: 1~3問
ポイント配分: ライティング、リーディング

対策法
要約問題です。文章を読んで最大70文字に要約します。制限時間は10分。

文章の内容をそのまま書いても減点にはなりませんので、重要だと思った箇所はどんどんコピーしていきましょう。文章の長さはスコアに直結しませんが、最低40字程度は書くようにしましょう。

PTEアカデミック Writing Summarize Written Text 対策 普通にやればIELTS7.0以上簡単に取れます

Essay

Essay

問題内容: 200~300字のエッセイ
制限時間: 20分
問題数: 1~2問
ポイント配分: ライティング

対策法
エッセイは制限時間20分のうちに最低200字書かなければなりません。理想は300文字に近く書くことです。とにかく毎日練習して慣れることです。毎日書くことで体が覚えていきます。テンプレートを使用することでグラマーミス・スペルミスが減ります。下のテンプレートを参考に自分自身のテンプレートを作ることで、スコアの最大化を図りましょう。

PTEアカデミック Writing エッセイテンプレートと解答

リーディング

問題 問題形式影響する他セクション難易度労力に対するスコア上昇の効率性
Multiple-choice, choose single answer単独回答選択なし低い普通
Multiple-choice, choose multiple answers複数回答選択なし高い普通
Re-order paragraphsパラグラフ入れ替えなし普通普通
Reading: Fill in the blanks穴埋めなし高い普通
Reading and writing: Fill in the blanks穴埋めライティング高い普通

重要度

特になし

スピーキングのRead Aloudが出来れば正直対策は不要と言っても過言ではありません。もしそれでも不安な方はコロケーションリストに目を通すことをおすすめします。

PTEアカデミック Fill in the blanksは公式資料で十分

Reading: Fill in the blanks

Reading: Fill in the blanks

問題内容: 穴埋め問題
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リーディング

対策法

わからない問題はとりあえず答えを選んでどんどん進みましょう。そうでないと最後の問題までたどり着くことができません。

Reading and Writing: Fill in the blanks

Reading and Writing: Fill in the blanks

問題内容: 穴埋め問題
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リーディング、ライティング

対策法

上の問題と同様わからない問題は適当に答えてどんどん先に進みましょう。

Multiple-choice, choose multiple answers

Multiple-choice, choose multiple answers

問題内容: 複数回答選択
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リーディング

対策法

5〜7個の選択肢の中から2〜3個の正解を選びます。

基本的には確実にわかる問題のみ選択しましょう。この問題は減点システムが適用されるため、間違った選択肢を選ぶと他の回答に影響するからです。

Re-order paragraphs

Re-order paragraphs

問題内容: パラグラフ入れ替え
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リーディング

対策法

無造作に並べられた4〜5個のパラグラフを正しい順番に並び替える問題です。

Multiple-choice, choose single answer

Multiple-choice, choose single answer

問題内容: 単数回答選択
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リーディング

対策法

通常4〜5個の選択肢の中から一つの正解を選びます。おそらくリーディングで一番簡単な問題の一つです。リーディング最後の問題になるので、時間が足りなくなったらとりあえず合ってそうな答えを選択しましょう。

リスニング

問題 問題形式影響する他セクション難易度労力に対するスコア上昇の効率性
Summarize spoken
text
録音の要約ライティング普通高い
Multiple–choice, choose multiple answers複数回答選択なし高い普通
Fill in the blanks穴埋めライティング普通普通
Highlight correct summary回答選択ライティング普通普通
Multiple-choice, choose single answer単独回答選択なし普通普通
Select missing word予想される文字を選択なし高い普通
Highlight incorrect words間違い探しリーディング低い普通
Write from dictation文字書き取りライティング高い高い

重要度

Summarize Spoken Text>>>Write From Dictation>>>その他全部

Summarize Spoken Text

Summarize Spoken Text

問題内容: 1~2分間の録音を70字以内で要約
制限時間: 10分
問題数: 1~2問
ポイント配分: リスニング、ライティング

対策法

要約問題であるSummarize Spoken Textに集中しましょう。ここは合計30点満点といわれています。

PTEアカデミック Summarize Spoken Text テンプレートと練習教材

問題形式はスピーキングのRetell Lecutreのように、録音を聴いて要約するタイプ。違いはスピーキングが声で回答するのに対して文章で回答することですね。

この際もライティングで紹介した文法書が役に立ちます。

そして練習教材はスピーキングと同様Scientific Americanがおすすめです。録音を聴きながらテンプレートに沿って回答する癖を身に着けましょう:)

PTEアカデミック Retell LectureとSummarise Spoken TextはScientific Americanで練習

Multiple–choice, choose multiple answers

Multiple–choice, choose multiple answers

問題内容: 複数回答選択
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リスニング、ライティング

対策法

リーディングと同様減点システムが適用されます。確実にわかる正解のみ選択するのが無難です。

Fill in the blanks

Fill in the blanks

問題内容: 穴埋め問題
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リスニング、ライティング

対策法

画面に穴埋めがある文章が表示され、その部分を書き込む試験です。メモ取りよりも直接打ち込んだほうが断然早いですし忘れにくくなるので、タイピングをおすすめします。

Highlight correct summary

Highlight correct summary

問題内容: 適切な要約選択肢を選択
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リーディング、ライティング

対策法

通常4〜5個の選択肢の中から一つの正解を選びます。わからなければとりあえず答えを選んで次に進みましょう。

Multiple-choice, choose single answer

Multiple-choice, choose single answer

問題内容: 単数回答選択
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リスニング

対策法

通常4〜5個の選択肢の中から一つの正解を選びます。この問題もわからなければ飛ばして構いません。

Select missing word

Select missing word

問題内容: 録音の最後につながる言葉を予想して選択
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リスニング

対策法

非常に難易度が高いです。わからなければとりあえず合ってそうな選択肢を選びましょう。

Highlight incorrect words

Highlight incorrect words

問題内容: 録音で流れる文章内で間違いをマークする
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数:
ポイント配分: リスニング、ライティング

対策法

リスニングの中では難易度が低いといえます。録音と同時に文章上でカーソルを兎が貸すことで容易に間違いを見つけることができます。

Write From Dictation

Write From Dictation

問題内容: 録音で流れた文字の書き取り
制限時間: 全体の制限時間内に解く
問題数: 2~5問
ポイント配分: リスニング、ライティング

対策法

書き取り問題であるWrite From Dictationは基本的に減点はありません。不確かな単語はとにかく書いておきましょう。ただしスペルミスはダメです。

https://pte-listening-write-from-dictation-affects-both-listening-and-writing-scores

サンプルテストでコツを掴む

どのスコアを狙うにせよ、サンプルテストでテスト形式に慣れることはもっとも重要なことでしょう。自分が納得いくまでサンプルテストで練習することをおすすめします。

IELTSオール7が無理な方はPTEのサンプルテストを受けよう

手を抜かない

いかがでしたでしょうか。意外と簡単に達成できそうな気がしませんか?

対策が取りやすいといわれるPTEアカデミック。しかし決して手は抜かないでください。特にスピーキングの発音&アクセントは人によってなかなかスコアが上がらない場合があります。そういう場合は何度も本番の試験を受けるよりもサンプルテストを受けるなどして随時どのように自分の回答が評価されているのかチェックすることが大事です:)

IELTSオール7が無理な方はPTEのサンプルテストを受けよう

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2 Comments

  1. Tomoko said:

    こんにちは。数少ないPTEの対策手法が掲載されている上、非常に有益な情報が多く、大変参考になっています。
    私はMBA受験を検討しているのですが、志望校2校がそれぞれ68点と72点が目安となっています。
    ちょうどこちらのサイトでは、65点と79点で対策情報を掲載されていると思いますが、ご参考までにもし60点後半~70点前半の対策情報があるようでしたら大変助かります。

    2018年11月5日
    Reply
    • Kay said:

      60点後半~70点前半でしたら79点を目指していただくのが確実にスコア目標達成する上でもおすすめです。
      詳しい対策法についてはLINE@までご連絡いただければ応対します。

      2018年11月5日
      Reply

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