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読者初のPTE目標スコア達成者です
PTE対策ブログを初めて2ヶ月です。
ついに読者の中からPTE目標スコアを達成された方が現れました!
本当にうれしいです。自分のことのように喜びました。
本日ご連絡をいただきましたので、他のPTEを受験者の方の参考になればと思いこちらで紹介します。
採用内定に英語試験を受ける必要がありました
もふさん(仮名)はオーストラリアメルボルン在住の大学生です。現在はオーストラリアにて就職活動中をしています。
ある企業から内定を頂きましたが、非永住者のため本採用に英語試験のスコアが要求されました。
要求スコアはIELT7.5です。
IELTSを受けたことがあることはわかりますが、これは簡単に取れるスコアではありません。
日本人で7.5を取れるのは受験者全体で10%以下でしょう。
IELTSに代わる試験を模索する中、PTEの存在を知り、今回問い合わせにてご連絡をいただきました。
試験対策は2週間
2度目にサンプルテストを受けた後にご連絡をいただきました。
一番の悩みはスピーキングの伸び悩んでいること。
当ブログを読んでいる方はもう聞き飽きていると思いますが、スピーキングセクションのRead Aloudをとにかく練習するようお伝えしました。
Read Aloudはスピーキングとリーディング両方のスコアに影響します。
リーディングは難易度が比較的高いため、ここでスコアを稼ぐのが理想です。
こちらがサンプルテストの結果です。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
Overall | 60 | 65 | 69 |
Speaking | 53 | 52 | 67 |
Reading | 60 | 62 | 71 |
Listening | 58 | 64 | 64 |
Writing | 68 | 74 | 71 |
Grammar | 67 | 82 | 90 |
Oral Fluency | 37 | 46 | 51 |
Pronunciation | 30 | 10 | 64 |
Spelling | 90 | 84 | 90 |
Vocabulary | 60 | 87 | 79 |
Written Discourse | 90 | 90 | 90 |
2回目と比べ、スピーキングは15点、リーディングは9点上昇しています。またスピーキングのスコアに影響するOral FluencyとPronunicationもともにスコアアップしています。
グラマーなどライティングに関してはすでに満点でしたので、今回はスピーキングのみのアドバイスでした。
明らかにRead Aloudのスコア上昇が要因です。この問題以外で両方のスコアが影響する問題は存在しません。
この結果から言えることは、私はいろいろ偉そうなこと言ってますが私が教えられることなんてそんなにありません。
結局は受験者の方の心持ちのみです。
現状PTEの対策方法を日本語で紹介しているブログは他に存在しません。
数年経てばPTEはもっとメジャーな試験になり、私のような素人の解説は不要になります。
私のようなアマチュアのアドバイスでもスコアは上昇するので、適切な対策を取って時間をかければ成績上昇は確実です。
試験結果
試験スコアは翌日届きました。通常は試験後24時間~5日でスコアレポート閲覧可能という旨のメールを受け取ります。
PTE75達成です!これはIELTS7.5-8.0相当のスコアです。
3回目のサンプルテストとスコア比較をしますと、
スピーキング 67 (IELTS7.0)->90 (IELTS 9.0) (+23)
リーディング 71 (IELTS7.0)->76 (IELTS 7.5) (+5)
リスニング 64 (IELTS6.5)->74 (IELTS 7.5) (+10)
ライティング 71 (IELTS7.0)->70 (IELTS 7.5) (-2)
とライティングを除いた3セクションスコアアップです。
以前から言っていますが、サンプルテストのスコアで落ち込む必要はありません。実際の試験で確実にスコア伸びますから。
スピーキングなんて満点ですよ?すさまじいですね・・・これ一度目の試験ですよ?
リーディングに関しても、最後の4問回答する時間がありませんでしたと聞きましたがこれで76(IELTS7.5-8.0)取れてますからね。
もう少し長く対策したらおそらく一回目でオール79以上だったでしょう。
もふさんからのコメント
あとケイさんの素早くて丁寧な対応に驚きました!試験1週間ほど前に藁にもすがる思いでブログの方から問い合わせをさせて頂いたのですが、試験数日前ということで迅速に、かつ親身に相談に乗って頂いて、しかも勇気の出る前向きなお言葉をかけて頂いたおかげで最後まで頑張れました!第一志望の企業の内定も決まり、嬉しい気持ちでいっぱいです。次は永住権申請に向け、全セクション79点を目指して精進していきたいと思います。
現在79点を目指しています
晴れて内定企業からの要求スコアを達成されたもふさん。
オーストラリアにて永住権申請を考えているため、現在はPTEの全セクション79(IELTSオール8.0)を目指していらっしゃいます。
おそらく次回の試験で確実に達成可能でしょう。
IELTS&TOEFLでスコアが伸び悩んでいる方は一度検討してみては
もし現在大学進学または永住権申請などの理由で英語試験に取り組んでいる方。
PTEが代替試験として使用可能な場合は一度ご検討ください。
https://ptepractice.com/
PTEは公式のサンプルテストがあります。60USドルを出すことで二回のオンライン模擬試験を受けることができます。この試験を受けることで実際の試験に慣れることができま、60ドルで2回分の試験を受けると思えば安いものです。
IELTS6.0とれていればIELTS7.0相当(PTE65)のスコアはコツを掴んで練習を重ねれば十分可能です。
このサンプルテストを通して実際の試験に慣れることが重要です。サンプルテストは実際の試験より難しく設計されているため、実際の試験では高い点数を期待できます。理由としては、サンプルテストを通してPTEの試験形式に慣れる、そしてサンプルテスト自体が難しいためです。
そのためこのPTEのサンプルテストで50/90取れていれば本番の試験で55~60点程度取ることは現実的です。65点あればIELTS7.0相当のスコアになります。
私の知り合いでサンプルテストで40点台をとった人が実際の試験で70点を取りました。一人や二人じゃありません。この方はIELTSで目標のスコア取れずに悩んでいました。その後PTEのサンプルテストを受けて1回の試験を受けただけでIELTS7.5相当のスコアを手に入れて希望の大学に入学することができました。そのため、IELTS5.5さえ取れていればIELTS7.0程度のスコアをPTEでとるのはとても現実的です。
英語の能力試験はただの試験です。対策を取れば取るほど成績は上がります。ただIELTSは基本的に難しくPTEの試験は非常に対策がしやすい、ただそれだけです。どちらの試験が良い悪いと言うのはありません、それはただのそれぞれの英語の試験の性質です。
ただ全体的にPTEの方が対策がしやすくスコアは上がりやすい傾向にあります。もし時間がなく早く留学をしなければいけないと言う場合にはPTEはすごく有効です。
注意点としては希望の教育機関がPTEを受け入れているかどうかを確認することが必要です。
Who Accepts PTE Academic?
https://pearsonpte.com/the-test/who-accepts-it/
英語マニアのような方にはPTEはとても物足りなく感じると思います。私のようにそもそもあまり英語に興味がないような人にとってはPTEはとても手っ取り早く希望のスコアまた少ない労力で得点することが可能です。PTEのスコアは通常5日以内にオンラインで成績を確認することができます。これはIELTSの2週間と比べても非常に速い。時間がない時にとても役立ちます。そのような方にとってはPTEをお勧めします。
IELTSでくすぶっているようなら、PTEのサンプルテストを受けてみて希望のスコアが取れるかどうか試してみてはどうでしょう。