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総合
PTEのスコアは満点で90点ですが実際には90が上限で計算されています。そのため満点を取るためにすべての問題に正解する必要はありません。各セクションの典型的なミスは以下のとおりです。
Speaking – 読み間違え、回答中の答え詰まり
Writing – スペル、グラマー間違い
Reading – 回答時間が足りない
Listening – スペル間違い
特にReadingはかなり甘く採点がされています。私が85点を取った3回目のテストでは少なくとも7問間違いがあったはずですが、満点に近いスコアを取れました。そのため、分からない問題にかける時間をできるだけ減らし、正解に自信がある問題に積極的に取り組むようにしましょう。
ここからはそれぞれのセクションの対策をみていきましょう。
スピーキング
PTE試験でいちばん重要なのはスピーキングです。手を抜かないように取り組みましょう。
コツを掴めば確実にスコアは伸びますのでご心配なく。
スピーキング – 共通
1.レコーディングは一度しか流れません。
2.3秒以上マイクに向かって喋らないと、マイクは自動的に録音を停止します。
3.もし回答中に間違いをしても喋り続けてください。間違えたところから喋り直すとスコアに影響します。その場合、点数が下がる可能性があります。
このセクションは流暢さ、発音とイントネーションが重要です。アクセントはスコアに影響しません。
4.焦って早く喋る必要はありません。普通の速度で喋ればスコアに平常通り反映されます。
5.言葉に詰まった際、Ummなどの言葉でポーズしないように注意しましょう。
6.マイクがオープンするまではスコアに影響しません。それまでの時間にできるだけ練習しましょう。
7.Note taking (ノート取り) はとても重要です。一語一語書き取るのではなく、文の塊で書くようにしましょう。
8.はっきりと、普通の速度で喋りましょう。もし早すぎたり遅すぎればスコアに影響します。もし間違いをしても気にせず次に進みましょう。
9.自信を持ちましょう。そして自然体でリラックスした状態でSpeakingセクションに臨みましょう。
10.入念な準備が不可欠です。Short Answer Question以外はSample Questionsを通して何回も練習できます。
11.自分のスピーキングを録音して、自分がナチュラルに喋れているか確認してください。
スピーキング – Read aloud
制限時間: 文章の長さにより30~40秒の間で変化
問題数: 6~7問
ポイント配分: SpeakingとReadingのスコアに影響。
ポイント分布:
問題内容: モニターに表示される文章を音読します。
対策
1.単数形・複数形に注意して喋りましょう。
2.文章全体を通して同じ速度が喋れるよう気をつけてください。
3.流暢さはとても大事です。
4.読みづらいまたは聞き慣れない言葉がある場合は必ず録音開始前に練習しましょう。
5.録音が開始する前に最低一回は通して読むようにしてください。
以下の文章を練習で読んでみましょう。この画像は実際の試験をイメージして作成されたものです。
https://pearsonpte.com/wp-content/uploads/2014/10/Tutorial.pdf より
注意する点は、自信をもって自然に途切れなく読むことです。少し読み間違いをしたぐらいではスコアに影響しません。大事なことはそこで立ち止まらずに続けて読むことです。毎日30文章ほど大きく声を出して練習しましょう。
1.A proposal to stop sales of new combustion-engine cars by 2030 has gained cross-party support in Germany’s Bundesrat, the country’s upper house of parliament, Der Spiegel reported.German lawmakers should urge their counterparts in Brussels to push incentives for only zero-emission vehicles to be registered by 2030, the weekly news magazine said, citing a decision taken in a Bundesrat meeting.
2.Sony Corp’s image sensor production will return to full capacity in the October-March half-year due to a pickup in smartphone demand, having spent part of the past year running just under full strength, the head of its chip-making subsidiary said.”The business environment for our customers is improving,” President Yasuhiro Ueda of Sony Semiconductor Manufacturing Corp said at a news conference on Friday, at Sony’s sensor factory in the Kumamoto region of southern Japan.
3.Dr. Jan Vijg of the Albert Einstein College of Medicine has made a heavily qualified assertion that the maximum human lifespan is 115 years, plus or minus a bit. It’s a trend-based analysis, an examination of the global lifespan data as it stands. Since the data don’t show anyone living past about 115, with a very few notable exceptions, Vijg says that the data “h2ly suggests” that 115 represents a hard limit to human longevity.
スピーキング – Repeat sentence
制限時間: 録音の長さにより10~15秒の間で変化
問題数: 10~12問
ポイント分布: Speaking, Listening
ポイント配分:
問題内容: 録音が最初に流れます。その後録音されたそのまま繰り返してください。
短期記憶力が試されます。おそらくほとんどの人には聴いた言葉をすべてノートに書いてそれを読むといったことは不可能でしょう、時間が足りません。
対策
目を閉じレコーディングを聴くよう集中してください。
スピーカーのイントネーションをコピーするよう心がけましょう。ただ単発の言葉を喋るだけではスコアに影響しません。言葉の塊では喋るようにしましょう。
レコーディングを聴いた直後で一度頭のなかで繰り返した後、しゃべるよう心がけてください。
スピーキング – Describe image
制限時間: 40秒
問題数: 6~7問
ポイント配分:
問題内容:
モニターに図やグラフが表示されます。
対策
1.最初の5秒で問題のタイプを把握しましょう。
2.モニターに表示された画像からどんな答えが求められるか推測しましょう。
3.主なタイプはグラフ、絵、地図、チャートそしてテーブルです。画像から核となるポイントを突き止めノートパッドに記入しましょう。例: グラフ問題では一番大きい数字と小さい数字を書き留める。
4.制限時間の40秒いっぱいに喋ってください。長ければ長いほどスコアに加算される可能性が上がります。
5.導入、要点そして結論の順番で喋るようにしましょう。この内のどれかをカバーしないだけでスコアに影響します。
バーグラフ
パイチャート
フロアプラン
図
スピーキング – Re-tell lecture
制限時間: 40秒
問題数: 2~3問
ポイント配分:
問題内容:
対策
1.素早くメモを取れるようにしましょう。
2.もし問題に図などがある場合はどのような問題になるのか予測して臨みましょう。
核となるアイデアに集中しましょう。何度も繰り返される名前、日にちやキーワードがアイデアの核となる可能性が高いです。もしスピーカーが結論を話したらそこも自分の答えに含むようにしましょう。
3.制限時間の40秒いっぱいに喋ってください。長ければ長いほどスコアに加算される可能性が上がります。
4.導入、要点そして結論の順番で喋るようにしましょう。この内のどれかをカバーしないだけでスコアに影響します。
スピーキング – Answer short question
制限時間: 録音の長さによる
問題数: 10~12問
ポイント配分:
問題内容:
対策
聴き違えでスコアを落としやすいです。レコーディングに集中して何を問われているのか理解ください。
ライティング
共通
-スペル、パンクチュエーションマーク、グラマーを確認しましょう。
-最初の文字は大文字にしてください。
Summarize spoken text
-必ず一つの文章内にまとめてください。その文章はフルストップで終えてください。
-同じ言葉を繰り返すのではなく同意語やパラフレーズを使用してください。
-70文字に収まるようにしてください。
-文章同士をつなげるときは セミコロン (“;” ) を使い、全文の詳細を書くときはコロン (“:”)を使用してください。
-第一人称を使用しないでください。自分の意見を書く必要はありません。
Essay
-導入->賛成意見->反対意見->結論の順で書いてください。
-時間節約のため、できるだけ自分で作成したテンプレートを使用してください。
-構造の複雑なエッセイを書く必要はありません。で問題と関係のある言葉をパラフレーズなど含めてください。
リーディング
-順番に一問ずつ回答していては時間が足りません。わからない問題は適当に回答を選択し時間を節約し、確実に回答できる質問に充てましょう。
-Multiple choice Choose Multiple Answersは減点があります。
グラマー的または論理的に不適切な質問は選ばないようにしましょう。
-Multiple choice Choose Single AnswersとMultiple choice Choose Multiple Answersは必ず質問を先に読んでから問題文章を読んで下さい。
リスニング
-Speakingと同様レコーディングは一度しか流れません。
-Summarize spoken textは70文字制限があります。制限文字内に収めてください。
-残り時間に気をつけてください。最後のパートのWrite From Dictationで時間が足りなくなる場合があります。
-核となるアイデアに集中してレコーディングを聴いてください。
-Speakingと同様note taking (ノート取り) はとても重要です。
-Highlight incorrect wordとFill in the blanksではモニター上でマウスカーソルをレコーディングに沿って動かすようにしてください。もし途中でわからない問題がでてきても立ち止まらず次の問題に向かってください。他の問題形式と同様、レコーディングは一回のみしか流れません。
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