こんにちは。今日は筆者の過去のPTEのスコアを公表します。
合計3回受けました。最初の2回は1ヶ月の間に受け、3回目はその半年後に受けました。
スコアは試験ごとに10点ずつ上がり、3回目のスコアでオーストラリアの永住権を申請しました。
この成績推移を見ればわかりますが、対策を組めば確実に成績は上がるということ。
2回目のスコアは76点でした。このスコアはIELTS7.5〜8.0に値します。
正直に言ってこのスコアがあれば世界中どこの大学でも入学できます(言語熟練度として)。
私は多くの人たちが英語試験に苦しんでいるのをみてきました。
日本人だけではありません。非英語圏の人にとって英語の問題は常につきまといます。
今のメジャーな英語試験はいまだIELTSとTOEFLです。
もしPTEを受けてなかったらこんなに順調に永住権申請できませんでした。
なぜなら、IELTSやTOEFLはいくら試験対策を万全にしても、
ライティングとリスニングは人間にチェックされ採点基準はとても曖昧。
しかしPTEはすべて機械で採点が行われます。
採点方法が公平と行っているわけではありません。
対策さえきちんとすれば成績は遅かれ早かれ伸びます。
さらに試験結果は通常5日以内、長くても2週間でオンラインで受け取れます。
私は3回受けた中2回は翌日結果を受け取りました。とにかく早いです!
現在日本には東京と大阪にテストセンターがあります。
このブログで対策法を学んでから一度受けてみてください。
あっさりと希望のスコアが取れるかもしれませんよ?
Contents
なぜPTEか。IELTSとの比較
ここではPTEとIELTSの試験比較を行います。
まずおおまかな違いから。
PTE
スコアは10~90点
コンピューターベースの試験
Writing Speaking含めすべてコンピュータープログラムによりスコア算出
Speakingはマイクに向かって話す
IELTS
スコアは1.0~9.0点
紙ベースの試験
Writing SpeakingはExaminerによりスコア算出
Speakingは直接面接官と話す
下はスコア換算表です。
習熟度レベル | PTE | IELTS |
Functional | 4.5 | 30 |
Vocational | 5 | 36 |
Competent | 6 | 50 |
Proficient | 7 | 65 |
Superior | 8 | 79 |
こちらはピアソン社が提供しているスコア表です。
参照元
試験難易度比較
どちらの試験が簡単か?これは場合によります。
私の場合、IELTSは合計10回受験し最高スコアは
Listening 8.0
Reading 7.5
Writing 7.5
Speaking 6.0
Overall 7.5
でした。
一方でPTEは合計3回受験し、最終的なスコアは
Listening 79 (IELTS 8.0相当)
Reading 85 (IELTS 8.5相当)
Speaking 85 (IELTS 8.5相当)
Writing 90 (IELTS 9.0相当)
Overall 86 (IELTS 9.0相当)
となりました。
スコア推移は以下の通りです。(カッコ内はIELTS換算時スコア)
Overall | Listening | Reading | Speaking | Writing | |
1回目 | 69 (7.0) | 66 (7.0) | 70 (7.0) | 73 (7.0) | 73 (7.0) |
2回目 | 76 (7.5) | 74 (7.0) | 76 (7.0) | 72 (7.0) | 80 (8.0) |
3回目 | 86 (9.0) | 79 (8.0) | 85 (8.5) | 85 (8.5) | 90 (9.0) |
試験ごとに成績が上がっているのがわかります。なぜならIELTSと比べ試験対策を立てやすいため、時間をかければスコアは順調に上がります。
PTE IELTS セクション別難易度比較
セクション別比較
セクション別の難易度比較を紹介します。
セクション | PTE | IELTS |
Listening | 普通 | 普通 |
Reading | やや難しい | 普通 |
Speaking | やや簡単 | 難しい |
Writing | 簡単 | 難しい |
Listening
質問形式はIELTSと大きく異なるものの、試験自体の難易度はそれほど変わりません。ただ、要約問題であるSummarize Spoken TextはIELTSにはないタイプの問題です。問題に慣れコンスタントに高得点を取るために対策は不可欠です。
Reading
IELTSよりやや難しいです。特に穴埋め問題のFill in the Blanksはわからない単語ばかりで混乱してしまうことも・・・しかし満点を取る必要はありませんので、自分が溶ける問題を確実に問いていけば大丈夫です。そしてセクション自体の難易度からか、採点自体も寛容?である印象を受けました。
Speaking
問題タイプがIELTSと全く異なります。IELTSは自分の意見や経験を答えていくのに対し、PTEアカデミックのスピーキングは基本的に自分の意見を求められることはありません。どちらの試験も受けたものとしては、単純比較はできませんが全体的にIELTS Speakingよりやや簡単だった印象を受けました。
Writing
IELTSと同様、PTEアカデミックのライティングではエッセイ問題があります。テンプレートを使用できるためIELTS Writingと比べて取り組みやすいです。しかし紙ではなくコンピューターに解答を打ち込むため、タイプミスに気をつける必要があります。またIELTSではエッセイ問題に40分程度費やせるのに対しPTEエッセイは20分しか与えられません。練習必須です。
サンプルテストを受けてみよう
IELTS7.0取れないで苦しんでいる方はPTEのサンプルテスト受けてみてはどうですか。
PTEアカデミックには公式のサンプルテストがあります。60アメリカドルを出すことで二回のオンライン模擬試験を受けることができます。この試験を受けることで実際の試験に慣れることができま、60ドルで2回分の試験を受けると思えば安いものです。
IELTS6.0とれていればIELTS7.0相当(PTE65)のスコアはコツを掴んで練習を重ねれば十分可能です。
このサンプルテストを通して実際の試験に慣れることが重要です。サンプルテストは実際の試験より難しく設計されているため、実際の試験では高い点数を期待できます。理由としては、サンプルテストを通してPTEの試験形式に慣れる、そしてサンプルテスト自体が難しいためです。
そのためこのPTEのサンプルテストで50/90取れていれば本番の試験で55~60点程度取ることは現実的です。65点あればIELTS7.0相当のスコアになります。
私の知り合いでサンプルテストで40点台をとった人が実際の試験で70点を取りました。一人や二人じゃありません。この方はIELTSで目標のスコア取れずに悩んでいました。その後PTEのサンプルテストを受けて1回の試験を受けただけでIELTS7.5相当のスコアを手に入れて希望の大学に入学することができました。そのため、IELTS5.5さえ取れていればIELTS7.0程度のスコアをPTEでとるのはとても現実的です。
英語の能力試験はただの試験です。対策を取れば取るほど成績は上がります。ただIELTSは基本的に難しくPTEの試験は非常に対策がしやすい、ただそれだけです。どちらの試験が良い悪いと言うのはありません、それはただのそれぞれの英語の試験の性質です。
ただ全体的にPTEの方が対策がしやすくスコアは上がりやすい傾向にあります。もし時間がなく早く留学をしなければいけないと言う場合にはPTEはすごく有効です。
注意点としては希望の教育機関がPTEを受け入れているかどうかを確認することが必要です。
英語マニアのような方にはPTEはとても物足りなく感じると思います。私のようにそもそもあまり英語に興味がないような人にとってはPTEはとても手っ取り早く希望のスコアまた少ない労力で得点することが可能です。PTEのスコアは通常5日以内にオンラインで成績を確認することができます。これはIELTSの2週間と比べても非常に速い。時間がない時にとても役立ちます。そのような方にとってはPTEをお勧めします。
IELTSでくすぶっているようなら、PTEのサンプルテストを受けてみて希望のスコアが取れるかどうか試してみてはどうでしょう。
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